一夏の夜の夢 - 後編 -





月は雲に隠れ、大輪の華々が夜空を美しく埋め尽くして行く。


誰かと誰かの埋め尽くされていない心とは裏腹に・・・。





「まぁ、御美しい。流石、鳳様。」
「何でも、一流花火職人だけを各地から呼び集めたとか」
「鳳家の夏の感謝祭で花火を打ち上げられることが、花火職人にとって一番の名誉だそうだ」
御客様からも好評のように、本当に良い花火ばかり。瞬きなどは勿体無くて出来ないくらい。



鳳家屋上、人がかなり居て照明が点いている所。
「鏡夜様、毎年毎年、こんなにも素敵な感謝祭に御招き頂き有難う御座います」
鏡夜は常連企業様方の御姉様方と優雅に花火見物していた。
「いえいえ。鳳(うち)こそ、毎年毎年御世話になっていますから」
「でも、企業としては、この感謝祭に御招き頂けることが一流の証なのだと私の父上は申していましたけど」
「ははは。そんなこと、ありませんよ。こんなちっぽけな感謝祭、気持ちの半分にも達しませんし」
「まあ、ちっぽけだなんて。私、鳳家の感謝祭よりも規模の大きな感謝祭、参加したことなんてありませんわよ」
「そんな、お上手な。はははっ」
「うふふふふっ」
「あ、鏡夜様っ、少しお尋ねしたいことが・・・」
「あ、失礼。何でしょうか、枝里子さん?」
枝里子、ご登場。
「あの、鏡夜様の御友人様方は今、どちらに?この屋上、広いからかもしませんが、御見えにならなくって・・・」
許婚失言の次に、何を言い出すのかと思った。
「ああ。あの4人なら、きっとここに居るはずですよ。広いから、見られないだけですよ」
「あ、そうですか・・・・」
「それより、何か御座いましたのですか?あの4人など気になさるだなんて」
「少しばかり、あの、須王さんと申されましたかしら、鏡夜様の学院生活など伺えたらと思いまして」
「自分から、お話しましょうか?」
「い、いえ。鏡夜様にそんなお手数は・・・・//」
御嬢様方の接客も安定してきた。

そういえば、外に出て行く三人は見たが、環がいなかった気が・・・・。
何かあったのか?
まあ、俺が気にすることじゃないな・・・。




鳳家屋上、人のあまり居ない暗めな所。
ここに、
「崇〜、キレ〜だねぇ〜」
「・・・・・・・・・・・・・・・・(うん、奇麗・・・ と言った表情)」
ハニー先輩は、いつもながらモリ先輩に肩車をしてもらって花火を見ていた。
「崇ぃ、ハルちゃんもキレ〜だったよねぇ〜」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・(そういえば奇麗だったな・・・ と思い出すモリ)」
二人は、外に出る途中だったハルヒ・光・馨に会っていた。
神社から見る と言われたときは、付いて行きたかったハニー先輩だったが、
モリ先輩が屋上から見た気だったので、屋上に行くことにしたのだった。
「でも、」
花火見物も勿論しながら話すハニー先輩。
「タマちゃんいなかったよねぇ〜。ハルちゃんと何かあったのかにゃぁ〜」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(確かに・・・。まあ、気にしなくていいだろう と言った感じの表情)」




各地で噂される、当の本人達は・・・。





「あ、上がった上がった!みたか?」
「・・・・・・・・・あ、うんっ・・・・・・・みたみた・・・」
「おおっ!でかっ!!庶民じゃこんなの滅多に無いだろ〜」
「・・・・・・ああ、ホント、大きい・・・・・。うん。滅多に無い・・・・・・・・」
「・・・・さ、さっすが鏡夜先輩の家だ・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うん・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
御客様たちが眺めている鳳家屋上よりも上に建っている、
神社からより一層、美しく素晴らしい景色から花火を見ている3人。
会話は繰り広げられているが、雰囲気は重く沈んでいる。
内心ノリノリな双子、だが遊び相手の調子が可笑しいと、ノレない・・・。
ハルヒが妙に沈んでいるからだった。
流石の常陸院兄弟も、騒げなかった。


まあ、原因は一つしかないのだが。



「夏も・・・・・終わるな・・・・・・・・・・・・」
「うん・・・・・・・・・」
「ハルヒ、楽しかった?」
「・・・・・・・・まあ・・・・いつもと違う夏で・・・」
『よかった♪』



夏の風物詩は、美しく切ないものの筈なのだろうが、
美しくかなり切ないものになっている・・・。



風が、髪と浴衣を揺らして行く。




双子我慢の限界。
原因があまり触れたくないものでも仕方あるまい。

思い切った。

『ハルヒ』
いつものように、
「何?」
と、答えてくれた。
「殿と・・・・、何かあったの?・・・・・・・・って聞くの二回目だけど・・・・・・・」
表情を曇らす。
だが、
「何にも無いよ・・・・・・・・あ、上がった上がった・・・・見てた?今の花火・・」
空元気って感じにハルヒは一人テンションあげていく。
「ウソツキ」
馨、即答。
「ハルヒのウソツキ」
続いて、光も。
「う、ウソ?」
『うん』
二人で即答。
「つ、ついてなんか」
「じゃ、殿と近距離で何してたの?」
「近距離ったって・・・・・・・あ、上がった・・・・お、大きい〜・・・・・」
「しかも、ダンス中は部屋の電気が点いてなくて、月光だけの室内で、二人っきりの近距離」
「そ、そんな、アダルトビデオのシチュエーションじゃないんだから・・・・;・・・・あ、連発〜、ほらほら、見なよ」
『はぐらかしてばっかり』
イキナリ双子発言。
「・・・・・は?・・・・・・・」
「ハルヒ、僕等の問いにちゃんと答えてない」
「はぐらかしてばっかり」
『だから、ハッキリと言ってあげたんだよ』
「・・・・・・・・・・・・・」
ドツボを突かれている・・・。


「殿、探してこれば」
何時もと違う、ホストとも別物の、光の笑み。
初めてみた・・・。
「え、何で先輩を・・・」
戸惑うハルヒ。
「ハルヒ、さっきから抜けてたし、はぐらかしてばっかりだから。」
馨も溜息をついたような表情で言う。
「何で、自分が抜けてるのとはぐらかすのが先輩と関係してるの・・・・・」
全く解からない。
「・・・・・・・・・て、天然・・・・っ;」
「・・・・・・・・・・・・・・・・ハルヒ・・・お前が一番わかってんじゃないのかヨ・・・;」
がっくしくる常陸院兄弟。
「え?」
事が解からないハルヒ。
このじれったさに、我慢の限界。

『いってこいよっ』
いつもの二人の笑顔に背中を押された。
「・・・・・・・・・でも・・・・・・・」
『行けっての!』
「うわっっ・・・・・ちょっ、危なっ・・・・」
押されて、コケかけ、ハルヒが振り返ると。
「馨っ、やっとハルヒが行ったな・・・」
「光、やっと僕等だけの時間だねっ・・・」
「嗚呼っ、馨〜」
「光っ、こんなところでっ!」
いつものホストでの兄弟愛をやっていた。


仕方無し、少々期待気に、ハルヒは行くことに・・・。

そんなハルヒの背中を見て、二人は切なくなった。



「僕等、かなり良い人間過ぎるね、馨」
「そうだよね、光」
「きっときっと、世界で一番親切な双子だよ、僕等」
「うん。絶対そうだよね・・・・・」
「・・・・・でも・・・・・・・・・」
「・・・・・・やっぱり・・・・・・・・」

『付いて行こう!』
結局はこうなる・・・。





その頃ハルヒは、三人で見ていた神社の裏手からわりと離れたところに位置する鳥居から、石段を下っていた。
登るのも、三人でゼーハーゼーハー言っていたのだから、かなりの距離があるに違いまい。

下駄のカラコロンッと言う石段を下る音が暗闇に響いている。



花火の残像が目の奥に・・・・。

そのせいでか辺りの様子があまり解からない・・・・・・・。






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・人の気配・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?




それだけは空気で解かった。





しかも知人・・・・・・・・・・・知ってる人・・・・・・・・・・ハニー先輩、モリ先輩・・・・・・いや、違う。


・・・・・・・・・・・・・・・双子はあそこにいたし、鏡夜先輩は接客・・・・・・・・・・・・・・・・・。





じゃあ・・・・・・・。





・・・・・む・・・・・・・・・向かって・・・・・・・・・・・・・・・・・く・・・・・・・・・・・・・・来る・・・・・。



下から誰か上がって来る様。




下駄のカランコロンッっと言う音が響く。


石段の踊り場で止まるハルヒ。



少しばかし緊張、そしてドキドキする・・・・。






どんっ。







「あ、済みませんっ・・・・・・・」








雲に隠れていた月が、顔を出した。




辺りは明るくなる。




二人の顔も照らし出される・・・・・。






ハルヒと環。



「いえっ・・・・・・・・・あっ・・・・・・」




ふらっ。


ぶつかられたせいで、糸が切れたように、石段の踊り場から落ち・・・・・・・・・・・・





「危ないっ!!」

「えっ・・・・・・」







左腕を後ろに引かれた。


そのお陰で、落ちずには済んだ。






踊り場に座らされた。

隣には環が・・・。



「大丈夫ですか?」




どうやら環はハルヒだと気付いてないようだ。






「あ、ええ。だ、大丈夫です・・・て・・・・・・・」

「あ、何ですか?何かしましたか??」

「・・・・・・・・・・・・・・・環先輩っ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
唖然。

「先輩、何所に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「は、ハルヒ・・・・・・・・・・・・・・・か・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」



「あ、悪い。用事が」
と、言って行こうとした環の、
「待って」

浴衣を引っ張った。

「・・・・下さい」
可愛らしい容姿で言われた。
驚きを隠せない環。
何故、ハルヒが・・・?
滅多に無いことだし、何より、ハルヒが真面目だったので待って座りなおした。







花火は今だ続いているらしい。


遠くから音がする。






石段の踊り場に座る二人、気から隠れ見守る二人。



雰囲気は重い。



だが。




「・・・・・・・・・・・・・・・・・先輩っ・・・・・・・・・・・・・・・・」
思い切ったハルヒの一言。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・何だ・・・・・・・・・・・・・・・・」
「先輩、客間で何言おうとしたんですか・・・・・」
環がハルヒとは別人に思うくらい可愛らしかった娘っ子。
問われて答えられない・・・・。
さっきからずっと下ばかり見ている。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・先輩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
何度呼びかけても答える気は無さそう。



ただ沈黙だけが流れていく。





「殿とハルヒ、どうなるんだろうね(小声)」
「ってか、殿、言う気なさそうじゃない(小声)」
「まあね(小声)」
「だってね(小声)」
『「好きだ」って言おうとした なんて言えないよね(小声)』
二人から少しはなれた木の陰に、二人はいた。






「・・・・・・・・・・・・・・・・悪いな、出来損ないで・・・・・・・・」
「は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ハルヒにはよくわからない環の一言。
「・・・・・・・・・出来損ないって・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」





「と、殿っ、何っ、何かする気?(小声)」
「僕等のハルヒに何かしたらタダじゃ済まさないからね!!(小声)」








「いつか」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
環は語りだした。
「いつか・・・・・・・・・・・必ず・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「今日言おうとしてたこと・・・・・・・・・・・・・・・・・言うから・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「その・・・・・・・・日まで・・・・・俺の・・・・側で待っててくれよ・・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・。
いくら天然でも、言葉の意味、少し理解した・・・。
いつもの環とは違う。ホストでもなく、何でもない。
少し考えたが、
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ええ・・・・・・・・・・・・待ちます・・・・・・・・・・・」
待っててあげることにした。








「ま、そーゆー訳だっ」
立ち上がった。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「待っててくれるんだろう?早速、待ってくれよ。鏡夜ん家に、帰るぞ。そろそろ戻らないと心配するからな」
「・・・・・・・・・・・・・・ええ・・・・・・・・・・」
と、言ってハルヒに手を差し出した。
微笑み環の顔を見上げるハルヒに、環も微笑んだ。
ハルヒは環の手を取り、二人、石段を降りて行った。




二人が手を繋いで降りていく現場を見ながら、双子も降りていった。
「ふぅーん、殿・・・・」
「手繋ぎねぇ・・・・・・」
『こんっくらいなら、仕方ないから見逃してやるかっ』
「やっぱり僕等は世界で一番親切な双子だね」
「だね、光っ」
双子も仲良く手を繋いで帰った。






その日は時間も遅くなってしまったので、皆、鏡夜の家に泊まっていった。




翌日の朝。
「あ、おはよう御座います〜」
「おはよう」
ハルヒは朝一番に鏡夜と偶然会った。
「どうだった?昨日は」
「ええ、まあ、楽しませて頂いて。おまけに借金の減額まで・・・」
鏡夜嘲笑う。
「借金の減額?」
「ええ・・・・・・・・・」
「俺がそんなことするとでも?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「・・え、ちょ、先輩っ!!だって、自分減額表もらいましたよ!!先輩に!!」
朝から縁起の悪そうな・・・・・。
「何所にその減額表があるんだ?」
「・・・・・じ、自分の部屋にありますよ!!」
と、言ってハルヒは走って自室に向かった。
鏡夜も歩いて向かった。








無い・・・・・・・・・・・・・・。
「無い!!な、なんで!!だって、浴衣が一番高くって・・・・・・・え、え、え〜!!」
一人騒いでいると、鏡夜が部屋のドアのトコにいた。
「あったか?」
悪代官スマイル。
「は、え、だ、だって・・・・だってだって、だーって!!」
「何だ?何があったんだ・・・・」
「ハルヒ五月蝿い〜寝かしてよ〜」
他の部員達がゾロゾロと起きてくる。
「無いのか?」
悪代官スマイルPART。
「え、ちょ、ま、待ってー!!」




実はハルヒの部屋にあった減額表は、昨夜、暁さんに着付けてもらった際に、
暁さんがハルヒにばれないように持ち出して退室するという事になっていた。
そして翌日、ハルヒに会っても、「俺は知らないぞ」態度をとる。
始めっからこういう策略の元で、ハルヒを誘ったり、浴衣が一番高かったり、
全ては鏡夜によって仕組まれた感謝祭だった。



「まあ、浴衣代とか払えなんて言わないから、楽しかったんだろう?」
「お、お、鬼ーっ!!」
まさか上手く仕組まれ過ぎた感謝祭に巻き込まれていただなんて、思いもしなかった事が現に起こっていただなんて・・・。




帰り際にこう言われた。



「まあ、思い出も出来たし、良かったじゃないか」
「良くないです。」
「借金減額だなんて、俺は一言も聞いた事無かったぞ」
「はあ!?ちょ、アンタが言い出したんでしょう・・・・・・!!」
思わず口が悪くなってしまう。
「さあ、何だ?一体?証拠が無いとなぁ〜」
「・・・・・・・・・・・っ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「それでも、憎みたいのなら、感謝祭は”一夏の夜の夢”だったとでも思っていろよ」
かなり、怒り。
「遠慮なく、そー思わせて頂きますっ!!」




ハルヒの覚えておかなくてはならないこと。
それは、
鏡夜は何時何所でも悪代官だから、決して優しい等、気が狂っても迷っても思ってはいけない。




そして、ここでも新たなる苦い想い出が。
『殿、ちょっとちょっと』
「何だ?」
昨日はカナリ争っていた三人だったが、一晩寝て起きると何時も通り。
双子も馬鹿な環に誤解されたまま二学期スタートしたくなかったので、ここでネタバラシ。
「ハルヒ奪うってたじゃん?」
「!!わ、忘れてた・・・・・・;;」
・・・・・。
「あれ、ウソだから」
「は」
唖然呆然吃驚仰天。
口が閉じない。
「僕等、殿と遊びたかっただけなんだよ〜」
「え、何?それとも、本気で奪っちゃっていいの?」
『僕等のどっちかとハルヒが将来的に結婚することになっても殿は許してくれるの?』
「う、奪っちゃいかん!!だがなぁ、一体どーゆーことだぁ!!お、俺と遊ぶぅ?!」
『うわぁ、小姑〜っ。暇だから殿と遊んで差し上げたまでだよっ』
「双子ー!!」
いつもの三人に戻った。





遊びまくってた二人。
「楽しかったねー、光っ」
「なー、馨っ。」



とっても嬉しそうな二人。
「僕、この夏、みんなとの楽しい思い出が出来て嬉しかった〜」
「・・・・・・・・・・・・・・・(俺も・・・ と言った感じの表情)」




そして、この夏、とっても苦い想い出を作った二人、
「鏡夜先輩なんか知らないー!!」
「はっはっは。」
「光、馨〜っ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
『馬鹿殿〜』
なのでした。



桜蘭高校ホスト部は、二学期からもパワー全開です。


 - 終 -
author : 衣月円さん

Comment(後編)
前・中・後・・・・、やってみたものの、凄く難しかったです;;やはり最長・前後編が一番です;;
なんか出てきてないエピソードとかいっぱいあったりするのですが、書ききれませんし、
書き忘れてはいけないこととかも書き忘れていそうで怖いです・・・・・・。
しかも、一番の盛り上がりが中編だった気が・・・。後編、ヤバイなぁ・・・(個人的意見です;;)
とにかく、2003夏の衣月の最長最終作です〜。
今度はギャグ書きたいな〜。恋愛色多めだったから〜。(勝手に書けよって感じですよねぇ)


SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送