転校 - 3-


今日はハルヒが通っている学校の文化祭

そして、この学校最後の日

ハルヒのクラスも準備でにぎわっていた。

「ハルちゃん!!すっごくカワイイ!!」

ハルヒは、また女子に囲まれていた。

「ありがとう**」

ハルヒはウエイトレスの衣装を着ていた。

ウエイトレスの衣装は、黒のワンピースに白いヒラヒラのエプロンだった。

「皆もカワイイよ」

ホスト部に居た時と同じようなふるまい方で皆に言った。

「「「ハルちゃん、ありがと****」」」

皆、照れてるようだった。

「今日でハルちゃんが居なくなるなんて寂しい・・・」

アカリが言った。

そう、今日でここの学校を転校して、桜蘭高校にもどるのです。

「そうだよね・・・ハルちゃん、良い思い出作ってね!」

「私たちのこと、忘れちゃダメだからね!」

皆が口々に言ってくれる言葉。

涙が溢れそうだった。

他の子たちは、泣いてしまっている。

「今、泣いてもしょうがないよ。最後だから、皆の笑顔も見たいし・・・」

ハルヒも泣きそうになる。

1ヶ月の間に、ハルヒはちょっと変わっていた。

男の子っぽかったハルヒも、今は女の子っぽくなっていた。

「そうだよね、楽しまなくちゃね」

皆に笑顔がちょっとずつ戻ってホっとするハルヒ

「あ、私たち仕事あとだから、遊んでくるね」

「がんばってね」

「うん。楽しんできてね」

皆出て行ってしまった。残っているのは、仕事をする人たちばかりだった。

「ハルちゃん、楽しもうね」

アカリが言ってきた。

そうだよね、今泣いてもしょうがないもんね。

「うん。楽しもうね」




そのころ、ホスト部の皆は・・・・・

『贈れたら、殿のせいだからね!!』

車の中でもめていた。

環のしたくが遅く、遅くなってしまったのだ。

「ハルちゃんと合えなかったら、どおしよう。」

「・・・・・・・・・・・(こっくり)」

「悪かったって!」

皆のやり取りは電話。

皆は、3台の車で行っている。

ハルヒの学校まであと少しという所。

「早くハルちゃんに会いたいねぇ。崇」

「・・・・・・そうだな」

[[[[[[早く会いたいな・・・]]]]]]




「皆、見た?」

突然、女の子が入ってきて聞いて来た

「何を?」

アカリが聞いた。

「あのね正門の所に、ベンツとロールスで来た人たちが居るんだって!」

「・・・・・・・え?」

「6人ぐらいで来てたんだって」

[お金持ち・・・6人・・・・もしかして・・・・・]

ハルヒが聞いた

「それって、男ばっかだった?」

それを聞いてビックリした女の子。

「うん。よくわかったね。聞いたの?」

[・・・・・嬉しい・・・・・けど・・・・・・ヤバイ!!]

急いで着替え部屋に行こうとするハルヒ

こんな格好してたら、なに言われるかわかんない!!

急に走りだそうとするハルヒにビックリしたアカリ。

「ハルちゃん、どうしたの?」

ハルヒに聞いた。

「この服を脱ごうと思っ・・・・・・」

最後まで言おうとした時、扉が開いた。

「失礼します。ここにハルヒはいます・・・・・・」

扉を開けたのは、環たちだった。



   4→
author : ミニミニさん

Comment


SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送